学習支援について

LEARNING SUPPORT

実りえ式評価型教育による
学習特化型放課後等デイサービス

発達障がい児の学習支援を専門とし、「学習・受験・登校」など対象児童の現能力に適した支援方法で支援を行う放課後等デイサービスです。

実りえが考える学力向上のための条件公式

 

学習意欲×個々に適する学習支援方法=学力向上
まず、この公式の中で最も重要で困難なことは「学習意欲の向上」です。どれだけ素晴らしい教材や指導者があれど学習意欲が0であれば、その教材や指導者の価値も0となります。実りえは、「学習意欲」と「個々に適する学習支援方法」を別に追及に追及を重ね、最大の効果が見込める支援方法を開発しました。

実りえ式評価型教育

 

実りえが学習支援で最も重要視していることが子どもの心のケアです。これを心理学の理論に基づいた方法で「小さな成功体験を積み、自己肯定感を意図的に高める」、「認知欲求を満たし自己実現の欲求を持たせる」この二つを心理的に操作し、計画的に実行していくことで、この問題を解決しました。従来の「ほめてのばす」から心理学の理論に基づいた「評価」を駆使した支援法を組み込むことで学習意欲を向上させ独自開発の学習法と併せて支援を行います。

発達障がい児に特化した学習方法

 

個々の能力を分析し、できない原因はどこにあるのか、そしてそれはどうしたら解決できるのかを一人一人明確にしていきます。各脳機能や能力に応じた無数のパターンを研究し、実証した学習指導方法で学習を進めていきます。

子どもの笑顔を一番に大切にした関わり方

 

学習を行う上で指導員と子どもの関係性を大切にしています。子どもの意見を受容し、そして目標を共有するなどコミュニケーションをしっかりとることで楽しく笑顔で共に学習に向き合える環境づくりを行っています。「できた」の声がたくさん響き渡る室内空間を目指して日々、指導員は子どもと向き合っています。

一日の流れ

学校あり例

1:事業所到着

学校が終わり送迎車に乗って事業所に到着後、検温、消毒を行い手洗いうがいを行います。

2:宿題

到着後の活動前準備を終えると、次は学校の宿題を行います。担当指導員とわからない箇所などは一緒に解くなど、完璧に学校の宿題を完成させます。特に苦手とする分野は、別プリントなどで補習を行う場合もあります。

3:個別学習

子ども一人一人に設定された目標を達成させるための学習課題を担当指導員と行います。実りえ式評価型教育で自己肯定感が高めることで、意欲的そして前向きに学習に取り組むことができるようになり、学習効率が高まります。また、一人一人の子どもの能力や目標に応じた学習方法を提案していますので、無理なく効率よく学力向上が見込めます。

4:遊び

事業所到着時間によっても左右されますが、学習の後はタブレットなどを使い各自遊びの時間を設けています。指導員とも一緒に遊ぶなど有意義な楽しい時間を過ごしていきます。

5:百マス計算

百マス計算は、計算力向上と集中力強化を目的として毎日行います。タイムを競うことにより互いを高め合いながら日々計算問題に取り組みます。また、計算スピードや正確さを日々の練習の積み重ねで高めていきます。百マス計算が終わり次第、片付け、帰りの挨拶を行い送迎車に乗車します。

学校休み例

11:00~12:00 朝の挨拶・学習

元気よく朝の挨拶を行い、一日の予定や連絡事項などの伝達を行います。その後、学習の準備を始め整い次第、指導員と各目標に向かった学習を行います。一人一人に必ず毎回行う、学習最初にある指導員からのお話では前日や直近の評価をしっかりと伝えられるため、子どもたちは学習前に笑顔で指導員との対話を楽しんでいます。

12:00~13:00 昼食・自由時間

学習が終わったら、待ちに待ったお昼ご飯です。お昼ご飯中は英語の音楽を聴きながら、みんなで楽しくおしゃべりをしたりしながら食べます。食べ終わった人から自分の好きな遊びを行い、みんなで盛り上がります。指導員も一緒に子ども達とお昼休みは遊び楽しく過ごします。

13:00~13:30 英語学習

英語カードを使ってリズムに合わせて英単語を覚えていきます。140個の英単語も1ヶ月もすれば何も見ずにスラスラと言えるほど丸暗記できるようになっています。長期休みなどを利用し、一日に30分ですが、これを継続することで英語力の定着につながっていきます。

13:30~14:00 宿題・その他課題

学校から出された宿題を行う時間です。学校からの宿題がない人や学校の宿題は実りえでしない人は、実りえの課題をこの時間を使って指導員と行っていきます。

14:00~15:00 学習・個別遊び

午前の時間で行った学習の続きを行います。この時間は学習課題が終わり次第、タブレットを使った遊びも行うなど、一人一人に別々の楽しみ方を用意しています。受験などを目指している児童は、遊びなく学習を続ける場合もあります。

15:00~16:00 集団活動

集団活動では、理科実験・創作活動・知育ゲームなど学習にまつわる活動を遊びの中で行っていきます。各活動全てに意味を持たせ、何を学びとして子ども達に提供するかを設計したものとなります。楽しく遊びながら自然と知識や技能として身につき、また思考力や気づきを高めていきます。

16:00~16:30 集団遊び・集団制作

他社との協調をテーマとしたゲームや共同制作などを行います。学年関係なく、みんなで協力しながらの制作や遊びは、リーダーシップや協調性、工夫して物事に取り組み解決していく能力など、社会に出て必要な能力の向上を目指した活動となります。

16:30~17:00 学習遊び

英語や四字熟語、ことわざなど知っていれば、ちょっと友達に自慢できるようなプチ知識を中心に将来知っていて役立つ知識の習得のためカルタや早押しクイズ方式でゲーム感覚での学習を行います。

17:00~17:30 百マス計算・帰りの挨拶

平日同様、百マス計算は計算力向上と集中力強化を目的として毎日行います。タイムを競うことにより互いを高め合いながら日々計算問題に取り組みます。また、計算スピードや正確さを日々の練習の積み重ねで高めていきます。百マス計算が終わり次第、片付け、帰りの挨拶を行い送迎車に乗車します。

利用者成長事例

事例1

初回ご相談内容

学習に全く集中できない。周囲の人の邪魔をしたり突発的に発言したりと問題行動が多々ある。

支援内容

落ち着きがなく様々なものに目を移し、一つのことに集中して取り組むことができなかった。そのために学習に集中的に取り組むことも困難であった。本児とのコミュニケーションの中で行動の特性を分析し、衝動性があること、自身が納得できていないことは行動に移せないということが判明しました。それを解決するために以下の支援を重点的に行うこととしました。

■ 一つ一つの行動指示に意味づけを行い、全てを納得させる。

本児と目標共有を行い、そのために必要な事柄として行動指示の理由を明確に説明し、納得させたうえでどのような行動を行えばいいのかの指示を行います。

■ 学習姿勢や行動の決まりを約束事に落とし込み、その評価を欠かさず行う。

全ての理由を納得させたうえで、実行すべき学習姿勢や行動を約束事として本児と共有し、できたことに対して評価を欠かさず行います。衝動的な行動面においては、指摘事項がでる前に約束の確認を随時行い全て、できたことへの評価ができるように促しを行います。

■ 認知欲求を満たし自己実現欲求を持たせるため、実りえ式評価型指導を取り入れる。

実りえ独自の心理学の理論に基づいた「評価指導」を組み込み、自己肯定感を高めると同時に承認欲求を満たしていきます。その後、自己実現欲求へと進め、学習への意欲向上に向けて取り組みを深めていきます。

支援結果

一つ一つの行動の意味を説明し、それを納得させながら支援を行った結果、行動の約束事の事前確認をする回数も徐々に減り自身で気づき改善できるようになりました。その継続で学習姿勢も大幅に改善され、学習も非常に速いスピードで進み、3学年上の学習を進めるまで集中して学習をすることができるようになりました。目標も持ったことにより学習への意欲もさらに上がり、中学受験を視野に入れた学習支援を行うことができるようになりました。

事例2

初回ご相談内容

学習の理解ができず全く学習についていけておらず一人で問題を解くことができない。何に対しても否定的で諦めが早い。

支援内容

一般的な見方をすれば、理解力や定着力が不十分で言葉の理解も現学年のレベルに達していない状況ですが、一定期間コミュニケーションとカウンセリングを行い分析した結果、記憶の部分を考慮した支援を行うことで見違えるほどの効果を発揮できることがわかりました。また自己否定の部分は、記憶を考慮した支援により解決できると判断したため以下の支援を重点的に行うこととしました。

■ 計算方法などを最初から直接長期記憶に入れる。

算数計算を習得するとき解き方を例題で教えながら理解させ、その後に例題を見ながら解いてみる、そして練習問題をしながら定着というのが一般的ですが、短期記憶の能力が不十分で何度教えてもわからないが続いていたため学習方法を大幅に変え、理解の前に計算過程をすべて公式化して長期記憶に落とし込みを行います。

■ 無学年方式を採用する。

現学年の内容習得に到達していなかったため、学年関係なく計算問題を上記の方法で習得していき現学年内容を超えた予習学習までを目指して学習を進めていきます。

■ 自己肯定感を上げるため、実りえ式評価指導を取り入れる。

上記の無学年方式で現学年内容を超えた予習学習を行うことで優越感を与え、さらに実りえ独自の心理学の理論に基づいた「評価指導」を組み込み、自己肯定感を高めると同時に承認欲求を満たしていきます。その後、自己実現欲求へと進め、学習への意欲向上に向けて取り組みを深めていきます。

支援結果

学習において小学校1年生の「さくらんぼ計算」を繰り返し学習しても、なかなか定着せずに先に進めませんでしたが、脳機能を考慮した学習の方法に切り替えて学習を行わせたことで、現学年の計算問題までをスムーズに習得し定着することができました。また、無学年方式で計算分野のみではありますが、2学年上の6年生の内容まで基礎計算をすべて習得することができました。この過程の中で成功体験を積んだことにより自己肯定感も上がり、やればできると自身で信じることができ否定的な発言もなくなりました。今では、頑張るが本児との合言葉です。

事例3

初回ご相談内容

不登校で学校に行くように言っても朝から暴れる。そして、少し注意を受けたり嫌なことがあるとすぐに自傷行為を行う。

支援内容

しばらくの間学校に行けておらず、そこに明確な理由が判明できていない状況であるため、デリケートな問題としてカウンセリングを行いながら支援を進めていくことにしました。学校に行きたくないという理由から家庭で暴れたりといった行動もあったため保護者も巻き込んだ支援を進めていくことになりました。慎重に進める必要がある事案であったため以下の支援を重点的に行うこととしました。

■ 対面カウンセリングを行う。

本児の現在の状況や想いを受容し、登校に向けて頑張る意思の育成から始めました。しかしあくまでも本児の意思を尊重し、その中で提案を行いながら登校に向けての準備を進めていきました。同時に保護者の子どもとの関わり方などの支援を行い、様々な角度からのアプローチを行います。

■ 行動目標の共有と実施後の評価の徹底を行う。

スモールステップで本児の意見を尊重しながら、目標を短い期間で定め実行していきます。目標を達成させてからの評価を徹底し、次の目標へと進めていきます。

支援結果

保護者、本児から不登校の原因や登校に対する本児の気持ちなどを慎重に聞き取り明確化していきました。無理な登校への促しを行えば後に重大なことにつながる可能性があるため時間は要しましたが、大きな不登校の原因は、しばらく学校に行っていないため登校したときにどう思われるかという恐怖からということが分かり、毎日学校に宿題の提出だけに行くことから始めました。その後は別室登校を経て、一日授業を受けずに昼で帰ることもありますが朝からクラスへ登校することができるようになりました。

保護者の声

Aさん

実りえを選んだ理由は、生活能力の向上の他、学校とは異なり個々に応じた学習にも取り組みをして頂ける点を魅力に感じたからです。通所する前は、学習中に話をしたり、歩き回っていましたが、実りえに通所し出してからは落ち着きが出て、集中できる時間が長くなりました。また、家庭学習では行き届かない学校の提出物など、細かく気を配って下さるので助かっています。長期休暇中は子どもが意欲的に取り組める工作の課題などを出して下さるので、とても助かっています。

Bさん

実りえを選んだのは、将来高校進学できるように、小学校から勉強をしっかり見て頂けるという点に驚きと期待感をもって決めました。通所し出してからは勉強が楽しい様子で、改めて実りえさんにお任せして良かったなと思いました。保護者としては、子どもに合わせてお手製の学習プリントを作って頂けることに感動しました。勉強に興味を持てるようキャラクター付きでした。職員の方にはいつも優しく接して頂いてとても感謝しています。

Cさん

支援事業者の方の紹介で実りえさんに決めました。実際に通所すると「実りえは楽しい」「実りえに行きたい」ということが増えたり、苦手な科目も少しずつ出来るようになってきました。職員さんはとても丁寧にご指導して下さるので助かっています。また、私たち親の急な予定で迎えに行ったり、休んだりなどの都合にも合わせて頂いて、子どもも満足しています。また、子どもの様子(苦手なところや得意なところ)を教えて下さるので、成長の過程を見守ることができ、安心してお任せすることが出来ています。

Dさん

実りえに決めた理由は、実際に実りえさんに行って主人と二人で聞いて決めました。通所すると精神的に落ち着いてきたようで、以前に比べると自傷行為が減り、自分から“これがしたい”と意欲的になってきたと思います。毎日の宿題を必ず終わらせてくることや、課題に頑張って取り組んでいる姿を見て、実りえさんにお願いして良かったなと思いました。また、送迎の際に職員の方に施設内での様子を聞きますが、懇切丁寧に教えて頂けるので嬉しく思っています。実りえさんでの学習を続けることで、個人差もあると思いますが、同学年の子ど達のようにもう少し精神面がついていけたらいいなと思っています。

Eさん

他のデイサービスを利用していましたが、子どもたちの将来のことを考えると、このままではいけないと思い、発達障がい児も行ける学習塾を探していました。その時に実りえを知り、“デイサービスで学習を教えてくれるところ”にとても魅力を感じて、選ばせて頂きました。最初は他のデイサービスとの過ごし方が違い戸惑いもありましたが、子どもを認めてくれるので、学習に対する意欲がとても出てきたことが嬉しかったです。勉強なんてどーでもいいと言っていた我が子が「学びたい。もっと勉強する。」と言った時は涙が出ました。子どもの良い所、出来ている所を詳しく評価してくれる所です。否定ではなく、肯定してくれるので、学習だけでなく、子どもに自信をもたせてくれる所にも満足しています。今後はパソコンのタイピングが出来るようになるといいなと思いました。

Fさん

実りえさんは、学校があるときは送り迎えがあり、学校がない時も行けるので助かっています。時間を合わせることができ、本人も楽しんでいるところです。勉強が学年に応じてできるとは限らないんですが、少しずつ理解できているところはあるのかなぁと思っています。また、職員の方々は優しく、指定の訪問時間にもきっちりと来て頂き、子どもの様子や学習の進捗状況などの説明なども分かりやすく助かっています。

Gさん

療育の内容が充実していると感じ、本人も通所に意欲があったので実りえさんに決めました。通所を始めると、お家で自分から進んでお手伝いをするようになり、年下の子に対しても積極的に関わろうとする意識が芽生えてきたように感じています。実りえさんは、長期休暇中は様々なレクリエーションを交えながら、楽しく過ごす工夫がなされています。また、職員の方が子どもにとてもよく対応してくれているようで喜んで通っています。

Hさん

相談支援事業所から放課後デイサービスの紹介をされた中で、雰囲気や活動内容等が子どもに合っているのではないかと思い、実りえさんに決めました。職員の方は親に対しても子どもに対しても親しみやすく接してくれます。子どもがどう過ごしているかは見えませんが、送迎の際に伝えてもらえるので助かっています。何より、子ども本人が楽しく通えているのがいいです。祝日等で時間があるときに、レクリエーションなどを開催してくれる楽しみがある点も子どもは喜んでいます。

Iさん

パンフレットを見て、とても印象が良かったので実りえさんに即決しました。すぐに見学させて頂き、先生方や子どもさんたちが楽しく過ごされていたのは今でもはっきり覚えています。明るく環境面でも配慮がみられていました。説明も分かりやすかったです。一年生の頃から通所し、4年目になります。療育センターに通っている間は、教室を飛び出したり、集団活動が困難でしたが、今は実りえさんで過ごす時間はとても落ち着いて過ごせているようです。少しずつ集団での過ごし方も身に着けることができ、ルールを守れるようになりました。学習意欲も高まりました。本人も実りえさんに行くことをとても楽しみにしています。

評価

2022年保護者評価

2022年事業所評価

2023年保護者評価

2023年事業所評価

CONTACT

お問い合わせ

\ お気軽にお問い合わせください /

受付時間 10:00-19:00

メールでのお問い合わせはこちらまで